- バイナンスからメタマスクにBNBやAVAXを送金したい
- MetaMaskにある仮想通貨をBinanceへ送金したい
- メタマスクを使った送金方法の注意点を知りたい
このように感じている方へお届けいたします。
ここで解説する『バイナンスとメタマスク間の送金方法』を参考にすれば、スムーズにDeFiやブロックチェーンゲームに仮想通貨を出金できますよ!
DeFiやブロックチェーンゲームに触れるなら、メタマスクの操作方法を知っておくと安心ですね。
メタマスクは使いやすく、送金方法も簡単なので、本記事を参考にしながら実践してみてくださいね!
ちなみに、メタマスクの設定がまだの方は、以下の記事で手順を解説しています。
》メタマスクのインストール/設定方法について
それでは、MetaMaskとBinance間での送金方法とともに、送金する際の注意点について分かりやすく解説します。
- バイナンスやアバランチネットワークのDeFiやBCGを始められる
- DeFiやブロックチェーンゲームで利確したい仮想通貨をバイナンスへ送金できる
- Webウォレットに起きる損失や失敗を防げる
バイナンスからメタマスクに送金する方法

まずは、バイナンスからメタマスクへ、BNBやAVAXを送金するやり方についてです。
本記事では、「BNB/ビルドアンドビルド(旧バイナンスコイン)」と「AVAX/アバランチ」を例に解説しています。
仮想通貨を送金する場合、「トークン規格」をあらかじめ確認しておくことが必要です。
例:BNB(旧バイナンスコイン)→「BEP20」のトークン
例:Avalanche(AVAX)→「AVAX C-Chain」
BNB(旧バイナンスコイン)をメタマスクに入金する流れ
※まだ「BSC」ネットワークを追加されてない方は、以下のリストを参考に追加してみてください。
BSC(バイナンス・スマート・チェイン)
・ネットワーク名:Smart Chain
・新規 RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
・チェーンID:56
・シンボル:BNB
・ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com
・参照:BINANCE

「Account1」とある部分をクリックすれば、コピーできます。



「アドレス」・・・先ほどコピーしたご自身のMetaMaskアドレスを貼り付ける。
「ネットワーク」・・・「BSC Binance Smart Chain(BEP20)」を選択。

※アドレスとネットワークが一致していることを確かめてください。



※ウォレットに着金されるまでの時間は、銘柄ごとで異なります。
速いものなら10分くらいで送金されます。


バイナンスからメタマスクへ「AVAX」を送金する方法
まずは「Avalancheネットワーク」を追加しましょう。

Avalanche(アヴァランチ)ネットワーク
ネットワーク名: Avalanche C-Chain
新しいRPC URL: https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc
チェーンID: 0xa86a
シンボル: AVAX
ブロックエクスプローラーURL: https://cchain.explorer.avax.network/
参照:Avalanche

ネットワークを追加すると「AVAX」と表示されるはずです。


「仮想通貨ネットワークを経由」をタップして進みます。

次に、検索窓から「AVAX」を選択して、送金情報の入力に進みます。
AVAXトークンの規格は「AVAX C-Chain」を選択しましょう。





以上で、バイナンスからメタマスクへのBNB・AVAXの送金手順は完了です。
MetaMaskからBinanceに送金する方法

続きまして、メタマスクからバイナンスへの仮想通貨を送金するやり方です。
順番に解説していきます。
BNB(バイナンスコイン)をバイナンスに入金する流れ





※Binance側のネットワークと一致していることを確かめてください。



✔ガス価格(Gwei)とは?
ガス価格を上げることで処理が優先されます。急ぐ必要が無い場合は5~10でOKです。
✔ガスリミット(Gas Limit)とは?
ガス代(手数料)の最大値です。ほとんどのトランザクションは21000Gasで実行されるので、基本的に変更する必要はありません。



以上で、メタマスクからバイナンスへのBNB送金は完了です。
続いて、仮想通貨を送金する際の、気をつけ方が注意点を次の項目でご紹介します。
MetaMask(メタマスク)の送金で注意すること

国内の取引所なら、入金アドレスを間違えずに入れたら、問題なく送金することはできます。
しかし、「MetaMask(メタマスク)」を使って送金する場合、アドレス以外にもトークン規格やブロックチェーンネットワークが必要です。
ここを間違えるとひと手間かければ回収できますが、最悪資産を失いかねません。
以下の注意点に気をつけて、メタマスクで送金しましょう。
送金の注意点:トークン規格とネットワーク
メタマスクで使用するブロックチェーンネットワークには、対応した専用トークンを送受金することができます。
「ERC-20」→Ethereum専用トークン
「BEP-20」→Binance Smart Chain専用トークン
それぞれのトークンを、違うネットワークに送らないように、送受金する時はよく確認して操作を進めましょう。
もし間違えた場合は、以下の手順を参考にしてみてください。
- 「ERC-20トークン」を、BSCネットワークへ送金してしまったら?
-
①:メタマスクの「アクティビティ」→「アクティビティのログ」へ進む
↓
②:「確定したトランザクション」をクリックして「Bscscan」へ遷移する
↓
③:「Transaction Details」→「Tokens Transferred」のコード(赤枠)をクリック④:「Profile Summary」にある「Contract」(赤枠)のアドレスをコピー
⑤:メタマスクに戻り、「アセット」→「トークン追加」
↓
⑥:先ほどコピーしたアドレスを「トークンのコントラクトアドレス」へ貼り付け→「次へ」
↓
⑦:これで、メタマスクに誤送金したトークンが追加されたはずです。
あとは、上記のトークンをメタマスクからお繰り返し、再度送金し直しましょう。 - 「BEP-20トークン」をEthereumネットワークへ送金してしまったら?
-
①:メタマスクの「アクティビティ」→「アクティビティのログ」へ進む
↓
②:「確定したトランザクション」をクリックして「Etherscan」へ遷移する
↓
③:「Transaction Details」→「Tokens Transferred」のコード(赤枠)をクリック④:「Profile Summary」にある「Contract」(赤枠)のアドレスをコピー
⑤:メタマスクに戻り、「アセット」→「トークン追加」
↓
⑥:先ほどコピーしたアドレスを「トークンのコントラクトアドレス」へ貼り付け→「次へ」
↓
⑦:これで、メタマスクに誤送金したトークンが追加されたはずです。
あとは、上記のトークンをメタマスクからお繰り返し、再度送金し直しましょう。 - 互換性のないウォレットへ送金してしまった
ら?
メタマスク送金に慣れてないなら「少額の出金テスト」を試してみる
いきなり大きな金額を送金した後で、トークン規格やネットワークが違った!なんでことになれば、かなり面倒な状況です。
※大丈夫!ウォレットに互換性があれば回収できます。
なので、試しに少額の仮想通貨を送り、無事に着金させるために出金テストをおこないましょう。
Binance(バイナンス)へ送金する際の3つの注意点

バイナンスへの送金手順を解説する前に、送金時の注意点を確認していきましょう。
- バイナンスに日本円は入金できない
- 送金手数料の高いビットコインとイーサリアム
- ちょっとしたミスからのセルフGOX・・・
1つずつ解説していきます。
①:Binance(バイナンス)に日本円は入金できない
バイナンスは「海外取引所」なので、日本円を入金することはできません。
日本円の入金はできませんが、日本のクレジットカードで、バイナンス上の仮想通貨を購入することは可能です。
なお、クレカ決済の手数料は少しお高め。
・仮想通貨価格の3.5% or 10USDどちらか高いほうが請求されます。
クレジットカードを使わず、バイナンスへの送金をする場合、
①:国内取引所へ日本円を入金して、仮想通貨を購入する
↓
②:国内取引所からバイナンスへ仮想通貨を送金する
といった流れなら、日本円を使用して仮想通貨をバイナンスへ送金できます。
ちなみに、日本で仮想通貨を買う方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
》ビットコイン(仮想通貨)を購入する方法
②:送金手数料の高いビットコインとイーサリアム
補足:GMOコインやBITPOINT(ビットポイント)、DMM.bitcoinはすべて無料で出金できます!
その他の国内取引所からバイナンスへ送金する場合、ビットコインやイーサリアムの送金手数料が高いので、もともと安いXRP(リップル)を送りましょう。
イメージしやすいよう、送金手数料の例を以下に記載しました。
・ビットコインを送金した場合・・・2,500円(※レート500万)
・イーサリアムを送金した場合・・・1,650円(※レート33万)
・リップルを送金した場合・・・10円前後(※レート89円)
手数料一覧「Coincheck、bitFlyer、bitbank」
結論、リップルをバイナンスへ送りましょう。
※送り先の取引所に「リップル(XRP)」の取り扱いがある前提です。
③:ちょっとしたミスからのセルフGOX・・・
バイナンスに関わらず、仮想通貨の送金に失敗すると、その資金は二度と戻ってきません。
・ウォレットアドレスの入力ミス
・トークン規格の選択ミス
・ブロックチェーンネットワークの選択ミス
上記のような、ちょっとした不注意からのミス。つまりは、セルフGOXによる損失…
意識して確認すれば、無くせるリスクなので、とにかくよく確認して仮想通貨を送金しましょう。
慣れてない取引所を利用するなら、必ず少額のテスト送金することをおすすめします。
バイナンスの入金が反映されない時の対処法

仮想通貨の送金は、ブロックチェーンの混雑状況によって遅延することがあるので、もうしばらく待ってみましょう。
入金されるまでの間に、念の為に以下のことを確認してみてください。
送金の際に気をつけること3点
①:入金アドレスが間違っている
バイナンスの出金履歴から、入金用のウォレットアドレスを確認してみてください。
万が一間違えていたのなら…セルフGOXですwow。。。
ただ!別のBinanceアカウントに送金したパターンなら、Binanceへ問い合わせてワンチャン戻る可能性があるかもしれないかもしれないです。。。汗
②:ネットワークを間違えている
送金したネットワークが間違っていたのなら、以下の記事を参考にしてみてください。
≫バイナンスで間違えたネットワークに仮想通貨を送金した場合
③:送付タグの入力ミス/つけ忘れ
タグを入力し忘れても大丈夫です。バイナンスへ問い合わせて、当時の詳細を伝えればOKです。
もし上記のいずれでもなく、数日経っても反映されないなら、バイナンス側の問題かもしれないです。
その場合は、Binance公式サポートに問い合わせしてみましょう!
チャットは日本語に対応しているので、安心してやり取りができます。
【バイナンスからメタマスクに送金】まとめ
本記事では、バイナンスとメタマスク間の送金について詳しく解説しました。
コインチェックやビットフライヤーなどであれば、なにかしらトラブルが起きても対応してもらえるでしょう。
しかし、メタマスクを使うなら、基本的に「自己責任」と考えて取引をおこなうとリスク意識が高まります。
※意外と多くの方が、ちょっとしたミスで資産を失っています。
(回収できると知らないままでモッタイナイ・・・)
ミスをしても学べば次に活かせるので、少しずつやっていきましょう。
今回は、以上となります
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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上記5つの取引所を比較した内容は、以下の記事で詳しく解説しています。
≫【仮想通貨】目的に合わせた取引所の選び方を解説【5選】