
・メタディスクリプションを放置してるけど、書かないといけないのかな?
・メタディスクリプションを設定すると、SEO効果がありますか?
こんな悩みを解決します。
今回は、メタディスクリプション(meta description)について解説します。
書き方により記事クリック率を上げたり、多くのキーワードで上位表示を目指すことも可能。
スニペットとも呼ばれ、書籍で例えると裏表紙みたいなものですね。


具体的には、上記のような感じの100字前後の説明文のことです。
本記事では、記事のクリック率にも影響を与えるメタディスクリプションの書き方や、設定方法、確認方法について具体例を元に分かりやすく解説していきます。
記事を読み終えた後は、メタディスクリプションを使いこなせるようになっているはずです。
- メタディスクリプションは書かないとマズイ?
- クリック率を上げるメタディスクリプションの書き方
- メタディスクリプションの設定方法
- メタディスクリプションが反映されないときの対処法
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記事の後半にメタディスクリプションが反映されないときの対処法を記載しているので、最後までご覧ください。
キーワード選定のやり方については、以下の記事を参考にしてみて下さい。
メタディスクリプションは書かないとマズイ?


メタディスクリプションについて、なぜ設定すべきなのかお伝えしていきます。
メタディスクリプションの役割は以下の3つです。
- 記事内容を伝えることが目的
- クリック率UPにつなげる効果
- メタディスクリプションとSEO
メタディスクリプション授順番に解説します。
【メタディスクリプションにSEOに効果はない】
※GoogleもメタディスクリプションのSEOに効果に言及していません。なので、検索順位に直接の影響もないです。
しかし、記事のクリック率を上げることはできるので、間接的なSEO効果を期待できると言えます。
①:記事内容を伝えることが目的
メタディスクリプションとは、ページの概要を説明するという目的で記述されるテキストのことです。
検索キーワードと同じキーワードが含まれている場合、検索結果に表示されるメタディスクリプションでそのキーワードが太字で表示されます。
※Googleの仕様変更によっては、太字で表示されなくなる場合もあります。


上記のような感じですね。
記述したメタディスクリプションがそのまま表示されるわけではありません。
検索クエリと合致しない場合は、検索エンジンがページ内部から適切だと判断したテキストが使用されることがあります。
そのため、メタディスクリプションは検索クエリに合わせて、適切な文章に表示する必要があるのです。
②:クリック率UPにつなげる効果
メタディスクリプションに期待する効果は、クリック率(CTR)の向上です。
検索結果に表示されるページの中で、ユーザーがページをクリックするかどうかには、2つの要因があります。
- タイトル
- メタディスクリプション
この記事を読んでいるあなたも、Googleで調べ物をする際は、ページのタイトルとメタディスクリプションをさらっと読んで、クリックしようか決めていませんか?
あなたのページを訪れるユーザーも全く同じです。
③:メタディスクリプションとSEO
メタディスクリプションは、直接的なSEOの効果はありません。
しかし、ページのクリック率が向上することで、間接的にSEOに良い効果をもたらしてくれるのです。
また、対ユーザーだけではなく、対検索エンジンにもページ内容を把握する手がかりとして情報提供することができます。
いずれにせよ、メタディスクリプションは適切に設定しておくことで、SEOにおいてマイナスの評価を防ぐことができるというイメージですね。
メタディスクリプションを放置していいのか?
こちらに関しては、問題なしです。
もし空欄の場合は、Googleが自動で記事内容を抽出して表示してくれます。
クリック率を上げるメタディスクリプションの書き方5つ


メタディスクリプションの書き方を解説します。
それでは、1つずつポイントだけご説明していきますね。
書き方①:キーワード対策
メタディスクリプションの記述内容にはSEO対策にキーワードを含めておきます。
以下の2点を見てみましょう。
- キーワードの設置
- キーワードの注意点
1:キーワードの設置
メタディスクリプションは、検索キーワードを含めましょう。


前述したとおり、メタディスクリプションに検索キーワードが含まれていると、該当キーワードが太字で表示されるのでユーザーが記事を見つけやすくなります。
※Googleの仕様変更によっては、太字で表示されなくなる場合もあります。
スマホ表示の場合、検索キーワードは太字で表示されません。
2:キーワードの注意点
メタディスクリプションは、キーワードの詰め込み過ぎはNGです。
上記のような感じだと、詰め込み過ぎになります。キーワードはたくさん入れればいいというものではありません。
適切なタイミングと文脈でメタディスクリプションに記述するのがポイントですね。
書き方②:メタディスクリプションの内容
続いて、メタディスクリプションに入力する記述内容について説明していきます。
- 記事内容を要約する
- 具体的に記述する
- 記事内容はコピペしない
1:記事内容を要約する
メタディスクリプションは、記事内容を要約した文章を書きましょう。
例えば、下記のような内容です。
- 何が書かれているページか?
- どうして読む価値があるのか?
- このページでしれることは何か?
上記の全てを書く必要はありません。
ユーザーがメタディスクリプションを見たときに、「このページには自分の知りたいことが書かれていそうだな。読んでみるか。」と思えるような文章を書けれることが理想ですね。
2:具体的に記述する
メタディスクリプションは、できるだけ具体的に記述しましょう。
例えば、おすすめの漫画を紹介するページの場合。
- 何冊の漫画を紹介しているか?
- どんなジャンルで紹介しているか?
- 紹介している代表的な漫画はどんな作品?
上記のような感じで、読者が「この記事なら大丈夫そうだ」と思えるような具体的な記述を心がけてみましょう。
メタディスクリプションで情報を明かしすぎると、ユーザーはクリックしなくていいやと思うかもしれませんので、さらにページを見たいと思えるような情報量だと完璧です。
3:記事内容はコピペしない
メタディスクリプションは、記事コンテンツをそのままコピペしてはいけません。
理由としては、コンテン内容を要約することが重要だからですね。逆に、ページ内容と関係のないことを記述するのもNGでして、しっかりページの魅力が伝わる文章にしましょう。
書き方③:メタディスクリプションの文字数
検索結果に表示されるメタディスクリプションの文章には表示できる文字数に限界があります。
- PC:最大120文字ほど
- スマホ:最大70文字ほど
それぞれの文字数を見てみましょう。
1:文字数を100字以内に抑える
PCとスマホを踏まえて、メタディスクリプションでは、100字以内にまとめましょう。
※Googleの仕様や各デバイスによっては最大文字数は変動する可能性があります。
2:前半の50字が勝負
メタディスクリプションは、前半の50字に重要な情報を入れましょう。
なぜなら、スマホ版だと最大でも70文字しか表示されないため、最初の50文字で内容を伝えきる必要があるからですね。
書き方④:書く際に気をつけること
メタディスクリプションを書く際に、以下の3点に気をつけましょう。
- スマホ表示を想定
- 各ページにごとに設定する
- 記事内容をすべて書かない
それでは、見ていきます。
1:スマホ表示を想定
メタディスクリプションは、スマホ表示を意識して書きましょう。
具体的には、結論ファーストで伝えきること。
スマホで検索する人がどんどん増えていくでしょうから、スマホでの表示を意識してメタディスクリプションを記述することが大切です。
2:各ページごとに設定する
メタディスクリプションは、ページごとに設定しましょう。
タイトルと同様に、各ページごとの要約を記述する部分なので、全ページが同じメタディスクリプションになることは避けるべきです。
他ページのメタディスクリプションと重複しないようにしましょう。
3:記事の概要すべては書かない
記事の概要すべてを書くのは、やめておきましょう。
理由はシンプル。記事を読む必要がなくなるからです。
「本文を読みたい!」と思わせるところまで作らないといけません。
書き方⑤:読んでもらうための工夫
記述する文章には、人間の心理性を武器にしてみましょう。
- 人が行動する時のトリガー
・快楽を求める:読むメリットについて
・恐怖を避ける:読まないデメリットについて
人が動くときには快楽を求める時か、恐怖を避ける時です。
ちょっとした文章の表現を変えるだけで、クリック率に影響します。
読むことで「ぼくは」は何が変わるのか?読まないと「わたし」にどんな損が起こるのかをイメージさせれると強力ですね。
メタディスクリプションの例


メタディスクリプションの例を紹介していきます。
キーワードは、[漫画 おすすめ 作者]を狙うとしましょう。
パターン①:作者を推す
本記事では、おすすめの漫画作者を30名厳選してご紹介しています。井上雄彦・尾田栄一郎・諫山創といった王道の漫画作者からマニア向けの作者まで、おすすめの著作とともに解説します。(87文字)
パターン②:記事の特徴を推す
筋金入りの読書家35名に聞いた、本当におすすめできる漫画作者さん30名と、おすすめの著作99冊をご紹介していきます。書店員からプロの漫画家まで本気で調査して、おすすめの漫画作者を決定しました。(96文字)
パターン③:ジャンルを推す
バトル系・恋愛・ミステリー・ギャグ・SFといった5つのジャンルから、本当に面白いおすすめの漫画作者30名と、おすすめの著作99冊をご紹介しています。お気に入りの漫画作者がきっと見つかる。(93字)
上記のような感じですね。
どこにフォーカスするかによって、同じキーワードでもメタディスクリプションの内容は変わってきます。
ユーザーの視点に立った時に、何が一番伝えないといけないところなのか、優先順位を決めて100字以内におさめましょう。
メタディスクリプションの設定方法


メタディスクリプションを設定する方法を解説します。
- テーマ機能で直接記述する
- WordPressプラグインで記述する
1つずつみていきます。
①:テーマ機能で直接記述する
1つ目の書き方はWordPressテーマ機能による直接記述する方法です。
無料テーマなら「Cocoon」、有料テーマなら「AFFINGER」がメタディスクリプションを記述する欄が設けられていますね。
また、HTMLに直接書き込む方法もありますが、少し難しいので本記事では割愛します。
②:WordPressプラグインで記述する
記述欄がないテーマの場合は、「All in One SEO Pack」や「SEO SIMPLE PACK」などを活用しましょう。
当サイトは「SWELL」を使用しているので、「SEO SIMPLE PACK」でメタディスクリプションを書いています。


WordPressであれば、専門知識なしで簡単にメタディスクリプションが書けますね。
メタディスクリプションが反映されないときの対処法


メタディスクリプションが反映されないときに、どんな対応をすればいいかご紹介します。
- 正しく設定されているか
- クロールされているのか
- 検索クエリを確認する
まずは前提からお話します。
前提:記述が100%反映されるわけではない
そう、メタディスクリプションは自分が記述したとおりに反映されるわけではありません。
メタディスクリプションに設定した記述内容がそのまま検索結果に反映されたのは全体の約36%ほどしかない。
引用元:MOZ
そのため、前提としては反映されないこともあると理解しておきましょう。
①:正しく設定されているか
まずは、メタディスクリプションが設定されている確認します。
確認方法はすでにお話ししたように、ページのソースから見ていきましょう。
上記のソース内に記述されていればOKです。
もし、設定されていなければ「All In One SEO Pack」を使ったり、WordPressテーマの機能を使って記述しましょう。
【All In One SEO Packについて】
相性の悪いWordPressテーマだと表示されない場合があります。
ご自身のテーマで確認しておくのがいいでしょう。
②:クロールされているのか
続いて、メタディスクリプションが設定されていると確認できたら、クロールされているか確認していきましょう。
Webページは、Googleロボットがクロール(巡回)してくれることで、ページ内容を読み取って検索結果に反映してくれます。
前回。いつクロールされたかは「Googleサーチコンソール」にて確認することができます。


上記のように、検証したページで「URL検査」をかけて、「カバレッジ」をプルダウンすると、「前回のクロール」という情報が記載されています。
③:検索クエリを確認する
メタディスクリプションの設定とクロールが確認できたら、あとは検索クエリに合わせてメタディスクリプションを改善していきましょう。
検索エンジンはユーザーの検索意図を読み取りつつ、メタディスクリプションを抽出しているので、ユーザーが知りたいことをしっかりと記述していくことが重要です。
ブログのメタディスクリプションを設定してみよう!
今回は、メタディスクリプションの書き方について解説しました。
メタディスクリプションは直接的なSEO効果はありません。
ですが、メタディスクリプションを設定して、ページのクリック率が上がることで間接的にSEOに良い影響があるので1ページごとに設定していきましょう。
こうした小さな積み重ねが、大きな結果につながっていくので1つ1つ集中して記述することを大切にしたいですね。
最後に、本記事の復習をしておきましょう。
今回は、以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!