- そもそもDeFi(ディファイ)をよく知らない
- DeFiを始めたいけど手順が難しそう…
- ハッキングのリスクや運用方法が不安
このように感じている方へお届けいたします。
暗号資産の海外取引取引所を初めて使う以上に、DeFi(ディファイ)の仕組みや安全性など、情報が少なく不安が多いですよね。
暗号資産(仮想通貨)投資が怖い人からすれば「どれほど危険なんだ?!」となり、もはや詐欺と思ってる方がいるかもしれません。
じつは、ぼくも最初は「DeFiはハイリスク・ハイリターン」と聞いていたので、資金を失う危険性にかなり警戒してました。
しかし、2022年ではマナブさん・イケハヤさん含めクリプトインフルエンサーの方たちからも、今DeFiに触れるならPancakeswap(パンケーキスワップ)が無難と言えるほど、実際に安定した運用ができています。
そもそもDeFi(ディファイ)は、銀行口座をつくれない人のために開発された、新しい金融の仕組みです。
従来の銀行と大きく違うのは「ブロックチェーン技術を使い、無人かつ自動で365日世界の人が利用できる」ところにあります。
※DeFi=分散型金融
なので「怪しい!詐欺だ!」ではなく、列記とした新技術を使用したWEB3.0時代の銀行と思っていただければ大丈夫ですよ。
ここではDeFiを実際に運用しているユウタが、Pancakeswap(パンケーキスワップ)の始め方を、DeFi初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
- 新しい金融プラットフォームに触れられる
- DeFi(ディファイ)の基礎がわかる
- Pancakeswapを3ステップで始められる
- パンケーキスワップで$CAKEを増やせる
- DeFiを運用する際の3つの注意点を知れる
Avalanchi(アバランチ)ネットワークのDeFiにも挑戦したい方へ!
TraderJoe(トレーダージョー)の始め方について、こちらの記事を参考にしてみてください。
DeFi(ディファイ)とは【分散型金融?】

- DEXとCEXの稼ぎ方の違い
- DeFiの収益性(APR/年利)
- DeFiの市場ボリューム
- DeFiを始める流れ
DeFi(ディファイ)とは「分散型金融」と呼ばれ、仮想通貨の取引や資産運用を自動でおこなう仕組みのことです。
そして、DeFi上で利用できるプラットフォームをDEX/デックス(分散型取引所)と言います。
以下にあるのは、代表的なDEXです。
上記のようなDEXに、仮想通貨を貸し出すことで「利息」を受け取ること可能です。
ちなみに、国内のコインチェックのような取引所はCEX(シックス)と言います。
CEX=Centralized exchange(中央管理)
DEX=Decentralized exchange(非中央管理)
DEXとCEXの稼ぎ方の違い

DeFi上の「DEX」で稼げる仕組みは、バイナンスなどのCEX(集中型取引所)と比較すると分かりやすいです。
【例:バイナンス】
・企業が運営する取引所で、仮想通貨の売買をおこなう。
・企業が仕入れをするパターンとユーザーの板取引がある。
→取引所が手数料を稼いでいる
【例:パンケーキスワップ】
・非中央管理の取引所で、ユーザーが仮想通貨を売買したり運用する
→集まった仮想通貨(流動性)により、取引手数料(トークン)を受け取れる
上記のように、パンケーキスワップなどのDEXは、ユーザーが仮想通貨を預けることで取引所が成り立っており、そのお礼として報酬がもらえる仕組みになっています。
DeFiの収益性(APR/年利)

上記はパンケーキスワップの金利ですが、預ける仮想通貨の種類によって決まっており、100%を超えているものも多いです。
中央管理する人はいないので、プログラムにより自動で通貨のやりとりがおこなれるからこそ出せる利益となっています。
株式投資や投資信託とは、まったく収益性が異なりますね。
DeFiの市場ボリューム

2022年9月時点のDeFiの市場規模は、冬相場でも約30Bドル(4兆円)です。※10兆円を超えた時期も‼
DeFi市場が大きく動き出したのは、2021年のことです。
「WEB3.0」の発展にともない、今後のDeFi及びDEXの利用価値がさらに高まると予想しています。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)とは

Pancakeswap(パンケーキスワップ)の基本情報
- 2020年9月に設立したBNBChain(バイナンスチェーン)のDEX
- DeFiの市場ボリューム
- DeFiを始める流れ
Pancakeswapを始める方法【5ステップ】
DeFiを始める流れは、以下のようになります。
①:ビットフライヤーでリップル(XRP)を購入する
②:bitFlyerからバイナンスへリップルを送金する
③:BinanceでリップルをBNBに交換する
④:メタマスクをインストール・設定する
⑤:バイナンスからMetaMaskへBNBを送金する
上記の流れの手順を参考にしつつ、チャレンジしてくださいね!
メタマスクへの送金まで完了したら、DeFiの始め方を次の項目で解説していますので、1つずつやっていきましょう。
パンケーキスワップの始め方【3ステップ】

パンケーキスワップを始める方法は、以下の3つです。
- BNB/バイナンスコインで「BUSD」を購入する
- 「BUSD-BNB」を預けてLPトークンを取得する
- LPトークンを預けて「CAKE」を貰う
画像とあわせて、一つずつ解説していきます。
①:BNB(バイナンスコイン)で「BUSD」を購入する

Pancakeswap(パンケーキスワップ)をDeFi運用するために、2種類の仮想通貨が必要です。
パンケーキスワップは取引手数料が安いので、初心者がDeFiを始めるのにオススメですね。
Pancakeswapで仮想通貨を購入する詳しいやり方は、以下の記事を参考に進めてみてください。
≫パンケーキスワップでBUSDを購入する方法
【BNB(バイナンスコイン)は多めに購入しましょう】
パンケーキスワップの取引手数料はBNBで支払うので、余分に1万ほど用意することを推奨します。
②:「BUSD-BNB」を預けてLPトークンを取得する
それでは、「BUSD-BNB」ペアを預けて、LPトークン(預り証)をもらってみましょう。





※全額預ける場合は「MAX」をクリックします。
※BNBを預ける場合は、手数料に使う分を残しておきます。







これで「BUSD-BNB」を預けて、LPトークンを貰うことができましたね。
続いて、貰ったLPトークンを預けて報酬を受け取ってみましょう。
③:LPトークンを預けて「CAKE」を貰う
最後に「BUSD-BNB」のLPトークンで報酬を受け取ります。








※「+」「-」でLPトークンの追加や引き出しができます。

以上が、パンケーキスワップの始め方:3つの手順でした。
さらに、受け取った「Cake」を資産運用に回すことで、追加の報酬を得ることができます。
パンケーキスワップでCAKEを増やす方法

パンケーキスワップでは、報酬として受け取った「Cake」を運用して、さらに仮想通貨を稼ぐこともできます。



【Auto CAKEとは?】
「Cake」を預けてCakeを稼ぐ仕組みです。
発生した報酬(Cake)を自動で元本に含めてくれるので、Cakeを複利運用できます。なお、設定後の3日間は、解除手数料がかかります。







以上が、PancakeswapでCakeをステーキングする方法でした。
DeFi上の資産管理は「DeBank」がおすすめ

DeBankを使うことで、DeFi上に預けてある仮想通貨を一覧でチェックすることができます。
ウォレットを接続するだけで使えるので、とてもカンタンです。
≫DeBank公式サイトで資産をチェック
パンケーキスワップを終了してCAKEを現金化する方法
利益を回収するためにパンケーキスワップを終了したい場合は、逆の手順を辿っていきましょう。
【①:Farm/ファームの逆順】
「Harvest」でCakeを受け取る
↓
「Farm」に預けたLPトークンを「ー(マイナス)」ですべて引き出す。
↓
「Liquidity」で預けた通貨ペアを「Remove」ですべて引き出す
【②:Pool/プールの逆順】
「Harvest」でCakeを受け取る
↓
Poolに預けたCakeを「ー」ですべて引き出す
これでパンケーキスワップからCakeを引き出せました。
Cakeを現金化する方法
パンケーキスワップで稼いだCakeは、以下の手順で現金化できます。
【③:Cake/ケーキの逆順】
バイナンスにCakeを送金する
↓
バイナンスでCakeをビットコインなどに交換する
↓
ビットコインを日本の取引所に送金する
↓
ビットコインを現金化する
これでCakeを日本円に変換できましたね!
DeFiを運用する際の3つの注意点

DeFiを運用する際に気をつけることは、以下の3つです。
- 偽サイトによる乗っ取り
- ハッキングされる危険性
- IL(インパーマネントロス)のリスク
簡単にまとめます。
注意点①:偽サイトによる資産の強奪
これはもはやDeFiに限った話ではありませんが、ネット上のサービスを利用するなら、「正しいサイト」を利用しましょう。
Google検索でたどり着くサイトが、全て本物とは限りません。
もし、見た目そっくりの偽サイトに仮想通貨を預けてしまったら?その資金とはお別れです・・・
取引所などサイトを利用するなら、必ずURL(〇〇.com〇〇.ioなど)が正しいかどうかを確認しましょう。
注意点②:ハッキングされる危険性
利用しているDEXに脆弱性があれば、ハッキングされる危険性があります。
預けた資産を紛失する可能性があるので、自己責任で管理しましょう。
注意点③:IL(インパーマネントロス)のリスク

Impermanet Loss(インパーマネントロス)とは、2種類の銘柄(仮想通貨)が、AMMの自動調整による価格変動で起こる損失のことです。
※流動性プールは1:1の比率
※AMM(自動マーケットメイカー)=パンケーキスワップもその1つ。
例えば、
・BNB:$100→$400
・BUSD:$100→$100
上記の場合なら、20%損失したことになります。
※計算方法はややこしいので本記事では割愛します。
未然にインパーマネントロスを防ぐのは厳しいですが、今の利率を「Yield Watch」で計算できるのでチェックしてみましょう。
「Yield Watch」は、バイナンススマートチェイン上のDEXなら接続するだけで使える便利なツールです。
≫Yield Watch
以上が、DeFiで気をつける3つのことでした。
【パンケーキスワップの始め方・使い方】CAKEの稼ぎ方まとめ
本記事では、パンケーキスワップの始め方・使い方について、くわしく解説しました。
DeFiはブロックチェーン技術を使った、画期的な新しい金融の仕組みです。
取り扱い方法を正しく理解して、余剰資金で運用すればリスクを減らしつつ投資できます。
最後に、本記事の内容をおさらいします。
- 「BNB」と「BUSD」を購入する
- 「BUSD-BNB」を運用してCAKEを取得する
- 取得したCakeをさらにステーキングして複利を得る
今回は、以上となります
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Avalanchi(アバランチ)ネットワークのDeFiにも挑戦したい方へ!
TraderJoe(トレーダージョー)の始め方について、こちらの記事を参考にしてみてください。
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上記5つの取引所を比較した内容は、以下の記事で詳しく解説しています。
≫【仮想通貨】目的に合わせた取引所の選び方を解説【5選】